二次会進行プログラムを練る

ゲスト一人一人の立場から、客観的に考える!

次は幹事グループ全員で新郎新婦の要望をもとに、二次会の進行を考えて行きます。何もない状態からですと大変ですので、以下の基本的な流れを軸にオリジナリティー溢れる結婚式の二次会を作り上げましょう。

二次会受付開始
新郎新婦入場
新郎新婦あいさつ
乾杯
歓談
余興(ゲーム等)
歓談
余興(サプライズ等)
新郎新婦お礼のあいさつ
お開き
2次会DANDYでは、二次会進行シート(xls)を活用しています。
二次会進行シートの書式ダウンロード⇒ 各種書式ダウンロード よりどうぞ!

二次会やパーティーなどの進行において大切なのは、会場の盛り上がり度合いを把握し、それをうまく操作することです。
 
下のグラフを見てみましょう。(会場の盛り上がり度グラフ)

赤色の良い曲線では、終了時刻と会場の盛り上がりの頂点がほぼ同時となっています。会場が一番盛り上がっている時にお開きにすることで、ゲストの皆さんは『今日の二次会は面白かった!』という印象が最終的な評価となります。つまり、二次会の終了時間に合わせて会場全体が盛り上がっていくように、進行を練ることがポイントなのです。
悪い例として、緑色の悪い曲線では、会場の盛り上がりの頂点が終了時間の前に来ており、盛り上がりのピークを迎えたゲスト達は次第に疲れを見せはじめ、会場の盛り上がり度は下がり、最終的に『だらだらした二次会』『つまらない二次会』という評価を受けかねません。

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上記グラフで具体的に伝えたいことは・・・

要するに、『楽しい時間はあっという間』ということです。

宴たけなわではございますが・・・

『宴もたけなわではございますが、そろそろお時間となりましたので、最後に・・・』
という言葉をよく耳にすると思いますが、『たけなわ』という意味は
(行事・季節などが最も盛んになった時。盛りが極まって、それ以後は衰えに向かう時)
要するに二次会やパーティーなどでは『宴がたけなわ』な時にお開きになるように進行プログラムを段取りすることが望ましいということです。

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最初からテンションの高い人
二次会を大いに盛り上げてくれる。場合によってはサクラをお願いします。

お酒が好きな人
時間の経過と共に飲酒量が増え、次第にハイテンションに。飲みすぎ悪酔いに注意。
他のゲストの迷惑になる場合もある。脱ぐことも・・・。

帰りの電車を気にしている人
どちらかというと、付き合いで二次会に参加しているゲスト。中盤から終盤にかけてテンションが下がる傾向にあるので要注意。

あまり知り合いがいない人
新郎新婦との仲は深いが、ゲストの中に知り合いが少ないので、最初はテンション低め。うまく会場に馴染めず最後までテンションが上がり切らないことも。しかし!ゲストの人達と仲良くなることで、豹変し、ものすごいテンションを発揮する可能性を秘めている。

ゲームで景品が当たった人
ゲームの景品が当って、テンションは一気に高揚!景品が良いほど上がります。

上記のように
二次会には多種多様、様々なタイプの人たちがいますが、我々の目標は
『ゲスト全員に楽しんでもらえる二次会にする!』ということです。
ゲスト一人一人の視点に立ち、客観的に考えることが大切です。

また、当日の新郎新婦の動きも、事前に頭の中でシュミレーションしましょう。

・入場前はどこで待機しているのか?
・どのタイミングで入場するのか?
・歓談の際はどのような動きをするのか?
・ゲームの間はどこにいるのか?何か手伝ってもらうのか?
・お開きの後の見送りは?
・3次会は?

上記のように頭でシュミレーションした疑問点を書き出し、幹事グループで話し合い、新郎新婦がとっても素敵なひと時を過ごせるよう段取りしましょう!