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引き出物選びは気合いの入る作業であるとともに、とても神経を使うものです。
せっかくの記念の品だから、皆の心に残るものにしたい。
けれど、結婚式に来てくださる方は年齢も出身地も様々。
考え始めるとどんな引き出物を贈ったら良いのか、どんな引き出物なら喜んでもらえるのか分からなくなってしまいますよね。
これは実際、多くのカップルが結婚式前に経験する悩み事のひとつなので心配する事はありません。

悩むポイントは？

では具体的に、多くのカップルは引き出物についてどのような事について悩んでいるのでしょうか。

• ゲストの趣味や嗜好がよく分からない
• ご祝儀が一定でないのに、皆同額でよいのか分からない
• 全員が同じ物でいいのか分からない

このような意見が多いようです。

どうしても喜んでもらいたい！
自分達も納得したものを贈りたい！
という気持ちはよく分かりますが、
人の嗜好は様々なものです。
では、どのような引き出物が喜ばれ、また嫌がられているのでしょうか。

「もらって嬉しい引き出物ランキング」

• 第1位　カタログギフト

喜んでもらえるものを考えたいカップルにとってはなんだか物足りない気持ちになってしまうかもしれませんが、もらう側にとっては持ち帰りにもかさばらず、自分の好きな物を選べるというところで人気があります。また、年代別などでカタログの内容を変える事ができるのも利点です。

• 第2位　食器類

重いので人気がないのかと思いきや、いくつあっても困らないという理由で、堂々の上位にランクイン。ブランド品の大皿や、おしゃれなペアカップなどは人気があり引き菓子と合わせると喜ばれる事も多いようです。

• 第3位　スイーツや紅茶の詰め合わせなど

困った時は消えもの。という事で根強い人気があります。最近では、普段自分で買わないようなリッチなスイーツが女性には特に人気が高いようです。

その他、近年は今治のタオルやオーガニックのジャムなど国産で良質な品物も人気が高く、喜ばれる傾向にあるようです。

「もらって困る引き出物ランキング」

• 第1位　名前や写真入りの記念品

自分たちの幸せな瞬間を皆の目に焼き付けて欲しくて、ついついお皿に自分たちの写真を焼き付けてしまうカップルもいるようですが、もらった側の気持ちも考えましょう。
正直、使いづらい上に捨てられない！と大不評です。

• 第2位　食器類

嬉しいものと同時に困る引き出物としてもランクイン。やはり持ち帰りが重くて大変という意見が多く、割れたら縁起が悪いという意見も。
個性的なものは趣味が合わないと使いづらいので、選ぶ時は自分たちの趣味嗜好は抑え、シンプルなものを心がけたほうが良いのかもしれませんね。

• 第3位　カタログギフト

これは、欲しい物がなかったり、気づいたら期限が過ぎていたなどの理由が多いようです。

まとめ

こうやって見てみますと、なんと、人気があるものは人気がないものにもランクインしています！
（名前入り写真入り製品は嬉しい引き出物には一切入っていないので注意）

これはつまり、「何を選ぶか」よりも「どのように選ぶか」の方が重要だという事です。

例えばカタログギフトの場合は、贈り分けするのが一つの手段です。
年代別、既婚か未婚か、また男性か女性かなどで贈り分けのポイントは様々です。また、金額でお悩みの方はカタログギフトを利用すれば、金額別に贈り分ける事も可能です。

引き出物の金額の目安は、通常は飲食代の３分の１から半額が目安になりますが、高額のご祝儀がもらえる方などあらかじめ予想がつく場合などは、贈り分けが便利かもしれません。

そして、食器類を引き出物にしたい時は、引き出物自宅配送システムを利用するのはいかがでしょうか。
近年、ゲストごとに引き出物を配送してくれる専門店があり、利用者が増えています。
ゲストは手ぶらで帰れる上に、引き出物は持ち込まないので、結婚式場以外のところで購入した引き出物を使用する際に生じる「持ち込み料」も不要なのです！

最後に、両家の出身地などにより、様々なしきたりやタブーなどがある場合があります。
両家には確認をとり、入れてはいけないものがないか、逆に必ず入れなければならないものはないかを確認しておきましょう。

引き出物は結婚式に来てくださった方々への感謝の形です。
何を選ぶとしても心をこめて、相手の気持ちを思いやって選ぶことをおすすめしたいと思います。

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