リーダーの天野です。今回は良い結婚式を挙げるにはどうしたらよいかを分析し、よい結婚式の条件を整理していきます。ただしあくまで私の今まで生きてきた経験に基づく個人的な考えなのであしからず。
結婚前の新郎新婦への問い
① 婚約者を愛していますか？迷いはありませんか？
よい結婚式の第一条件として、新郎新婦が心から愛し合っていること。生涯互いに幸せになるために、気持ちが定まっていること。大きな壁が立ちはだかってもふたりで乗り越えて行こうという強い決意。
そして何よりふたりで協力してよい結婚式を作り上げようという意識が大切ですね。これらはゲストの「ふたりの人生を応援したい気持ち」を増幅させます。
② 両家がふたりの結婚を納得していますか？
お互いのご両親は新郎新婦の結婚に賛成でしょうか？ふたりの意思をしっかりと伝えているでしょうか？できちゃった婚などで、強行突破の結婚式などを挙げるカップルもいますが、必ずご両親を納得させてくださいね。
③ 新郎新婦をとりまく友人関係が良好ですか？
生まれてから今日まで、友達づきあいを大切にしてきたカップルは、多くの友人に囲まれとても素晴らしい結婚式となることでしょう。反対に、友人関係をおろそかにしてきた方は残念ながら結婚式に呼べるような友達がいません。
友人関係の構築は結婚だけにかかわらず、より豊かな人生を歩む上でもとても重要な部分です。現在では結婚式出席代行のような恐ろしいサービスもあるようですが、そんなことをしても本質的に幸せな結婚には結びつきませんよね。
④ 結婚式の目的をしっかりと理解していますか？
結婚式のスタイルにこだわりすぎて、まわりが見えなくなっていませんか？実際、私も自分自身の結婚式の時は、視野が狭く、失敗したなぁという部分がたくさんありました。素敵なドレスにしたいとか、赤色のお花にしたいとか、この式場がいいとか、色々ありますが、それはすべて目的を達成させるための手法なのです。
じゃぁ「結婚式の目的」って一体なんなんでしょう？それを即答できないカップルは、要注意ですよ！自分本位の我々結婚式になってしまいますよ。
⑤ あなたたちカップルの人柄はよいですか？
新郎新婦の人柄がよい結婚式は、本当に会場いっぱいに祝福のオーラが満ち溢れます。「ふたりなら絶対大丈夫」「ふたりで幸せになってね」というゲスト気持ちを肌で感じ会場に一体感が生まれます。
まとめ
結局のところ、「良い結婚式」は、生まれてから今までの人生を「どれだけ真剣に生きてきたのか」に集約されてしまうのではないでしょうか。結婚式の段取りや準備はもちろん大切ですが、本質的な部分は少しの期間では変えられません。長い年月を経てそれらの積み重ねが結婚式の良し悪しにつながるものなのです。
でも心配しないでください。良い結婚式というのはあくまで、人生をより豊かに生きるための手法に過ぎないので。一番大切なのはわたしたちが生きている今、この瞬間なのではないでしょうか。