恋愛結婚の方が離婚率が高いのはなぜ?「恋愛結婚」と「お見合い結婚」についてまとめました。

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こんにちは。編集部のかなです。

皆さんは、結婚は恋愛結婚がよいですか?それともお見合い結婚がよいですか?

結婚は一生のものだからやっぱり好きな人と結婚したいと思う一方、自分の好みや条件を満たした人を探して結婚できるお見合いも捨てがたいもの。

では、現在の日本では恋愛結婚が多いのか、お見合い結婚が多いのか、それぞれのメリットデメリットなど様々な角度からみていきましょう。

「恋愛結婚」と「お見合い結婚」について

70年代、80年代からみる最近の傾向

みなさんのお母さん、お父さんは恋愛結婚ですか?

意外にお見合いの方も多いかもしれません。実は40年ほど前まではお見合い結婚の方が多い傾向にありました。その頃を境にぐんぐんと恋愛結婚が増加し、30年前には恋愛結婚が実に70%まで増えていき、現在では実に90%近くが恋愛結婚しているということです。

それにともない生涯未婚率も増加しているそうです。昔は年頃になるとお見合いの話がきて、まとまっていたものが、現在では自分で相手を見つけられなければ生涯独身!という結果になっているようです。

そこで増えているのが結婚相談所やお見合いパーティーなどですが、お見合いパーティーではその後きちんとした交際に発展する事は少なく、おつきあいをして結婚した場合は恋愛結婚としてカウントされているようですし、結婚相談所は会員料が高く長く続けられないといった現実もあるようです。

そう考えると恋愛結婚のほうがいいような気がしますが、恋愛結婚のよい所って??

「恋愛結婚」のメリット・デメリット

何と言っても、「自分が好きな人と結婚できる」「お互いの良いところも悪いところも知ってから結婚できる」などが挙げられるようですが、デメリットもあるようです。

それは、「結婚するまでに時間がかかる」お互いのタイミングにずれがあり、どちらかが結婚したい時にどちらかは仕事や趣味に夢中だったりということは本当によくあります。結婚に至らないまま別れてしまったカップルは非常に多いでしょう。

「一番盛り上がった恋愛期を経て結婚するので離婚率が高い」これ、知っていましたか?

恋愛結婚はお見合い結婚に比べて離婚率が高いのです。結婚後の満足度もお見合い結婚したカップルに比べて低い事が明らかになっています。その他、「相手の収入などが後から分かり苦労するケースも」恋愛期間は気にならなかった事が結婚したら現実に生活に関わってくるので大変ですね。

恋愛結婚のデメリットを考えると、高い会費を払うというデメリットはあっても、自分の条件にビッタリの人を探せるお見合い結婚も良いかもしれません。

「お見合い結婚」のメリット・デメリット

お見合い結婚のよいところは、なんと言っても「結婚する前提」であること。

本当に分かりやすく安心ですよね。また、お互いの履歴を交換するため、家族構成や仕事、収入などが分かっている点も安心です。
お見合い結婚は、結婚当初は確かに満足度が低く、ときめきもないまま結婚した事に後悔する人もいるようですが、数年後に調べると幸福度は上昇していきます。

結婚してから相手の良いところ悪いところを知っていくので、色々な発見があり、いわば恋愛期間も結婚してから始まるといえるでしょう。

これに反して恋愛結婚したカップルは結婚後、徐々に幸福度は下がっていきます。これに加え、生活力に乏しいなど他の理由もあって離婚に発展してしまうケースも少なくありません。

こうやって調べてみますと、「お見合い結婚がよい」ということになってしまいそうですが、現実には初めにも書いたとおり、現在の日本では約90%が恋愛結婚なのですから分からないものです。どうしても「結婚」というものに対して、そこにたどり着くまでのストーリーを重視している人が多いのかもしれません。

また、アンケートによると「お見合いパーティー」や「結婚相談所」で相手を見つけるなんて恥ずかしいという声が多く聞かれました。

まとめ

みなさんは今、恋愛中ですか?
その人と結婚を考えていますか?
結婚はしてからがスタートだという事を忘れずに、それが恋愛結婚であっても、お見合い結婚であっても後悔しないような選択をしたいものですね。